文化鍋(ぶんかなべ)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/07 02:11 UTC 版)
炊飯用の深さがある両手鍋。材質はアルミ合金製である。鍋の縁が蓋よりも上にせり出し、重さのある蓋は富士山の裾野状の形となっているのが特徴。炊飯時に蓋の隙間から飛び出した水分は、せり出した縁によりせき止められ吹きこぼれる心配が無く、蓋の傾斜に沿ってまた鍋の中に流れ込むよう工夫されている。本来、炊飯に最適化されて作られた鍋であるが、厚みもあり熱効率が良いことから、煮込み料理に利用されることもある。過去には家庭の必需品で、ご飯を上手く炊けることが料理上手の一つの条件であったが、電気炊飯器の普及により利用者は激減した。
※この「文化鍋(ぶんかなべ)」の解説は、「鍋」の解説の一部です。
「文化鍋(ぶんかなべ)」を含む「鍋」の記事については、「鍋」の概要を参照ください。
固有名詞の分類
Weblioに収録されているすべての辞書から文化鍋を検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。

- 文化鍋のページへのリンク