敵前逃亡事件とは? わかりやすく解説

敵前逃亡事件

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/16 03:13 UTC 版)

カネック」の記事における「敵前逃亡事件」の解説

カネック1978年3月初来日時、いわゆる「敵前逃亡事件」を起こしている。これは、3月30日予定されていた蔵前国技館での藤波辰巳とのWWFジュニアヘビー級王座戦への出場当日になって急遽キャンセルそのまま独断帰国してしまったものであるやむなくタイトルマッチ中止となり、当日藤波イワン・コロフとのシングルマッチ行ったコロフ当日、2試合出場した)。 前代未聞敵前逃亡として話題になったが、カネック来日中、3月18日藤原喜明戦および翌19日木戸修戦で勝利したものの膝を負傷しその後の6大会欠場するほどの怪我負っていた。また、この事件背景には、新日本サイドカネック覆面藤波のWWFジュニア王座賭けて戦うコントラ・マッチ直前になって一方的に通告してきたこと、さらに、同じシリーズ参戦していた一部アメリカ人レスラーが、メキシコ人対す差別意識から、タイトルマッチ直前28日深夜宿泊先ホテルカネック暴行加えていたことなどが発覚している(首謀者ロン・スターとされる)。 これらの諸事情判明したことから、翌1979年4月カネック再来日果たし藤波のWWFジュニア王座に2回挑戦以降常連外国人選手として活躍するなど、敵前逃亡汚名返上した

※この「敵前逃亡事件」の解説は、「カネック」の解説の一部です。
「敵前逃亡事件」を含む「カネック」の記事については、「カネック」の概要を参照ください。

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