敗因の検討
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/24 00:05 UTC 版)
輸送船団の全滅はただちに昭和天皇に上奏された。天皇は「今後以下如何にするや」と御下問した。翌4日、杉山元参謀総長が上奏した際には「この度のことは将来のため良い教訓であろう。航空兵力を増強し地上兵力も安全なところに上陸し道路をつくり、歩一歩地歩を占め、今後ラエ、サラモアがガ島同様にならぬようにやれ。今後の兵力運用の腹案如何?」と述べた。永野修身軍令部総長に対して天皇は「失敗ノ原因ヲヨク研究シテ禍ヲ転ジテ福トスル様ニト」と伝えたという。
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