故意四球を意図した投球を安打にした例
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/12 02:20 UTC 版)
「故意四球」の記事における「故意四球を意図した投球を安打にした例」の解説
いずれも申告敬遠が導入される以前の試合である。 1960年の長嶋茂雄(読売ジャイアンツ(巨人))は、1シーズンだけで3度も、故意四球を意図した投球を打って安打にしている。 1981年7月19日、柏原純一(日本ハムファイターズ)が西武ライオンズ戦で故意四球を意図した投球を本塁打にしている。投手は永射保。 1990年6月2日、ウォーレン・クロマティ(巨人)は広島戦で、明らかに故意四球を狙った投球を打ってサヨナラ適時打にし、勝利を得た。投手は金石昭人。 1999年6月12日、新庄剛志(阪神タイガース)が、故意四球を意図した槙原寛己(巨人)の投球がストライクゾーン近くに来たのを見てこれを打ち、三遊間を破るサヨナラ適時打とした。本人曰く、わざとバッタースボックスの外側に立ち、投手が錯覚してアウトコースに投げる敬遠球がストライクゾーンに近くなるように誘導した。事前にベンチで野村克也監督にこの策を打診しており、打席に入った後実際にコーチからゴーサインも出されたという。なお当時の阪神の打撃コーチは上記の柏原であった。 2006年6月22日、ミゲル・カブレラ(フロリダ・マーリンズ)は、ボルチモア・オリオールズ戦で、故意四球を意図した投球を打って安打にする。投手はトッド・ウィリアムズ。
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