放送用・業務用カムコーダ「ベータカム」の登場とは? わかりやすく解説

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放送用・業務用カムコーダ「ベータカム」の登場(1982年)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/30 03:32 UTC 版)

カムコーダ」の記事における「放送用・業務用カムコーダ「ベータカム」の登場(1982年)」の解説

1982年昭和57年)に、放送用規格ベータカム発表された(BVW-1)。スタイルは肩乗せ式でENGカメラ呼ばれるうになるこのあとしばらく、カムコーダは「肩乗せ式」が主流のまま経過することになる。肩乗せ式のスタイル採用され理由は、当時それ以上小型化ができなかったというものであったが、撮影され映像安定性ブレ低減)などの副次的なメリットもたらしカムコーダのひとつの典型形作ることになる。ベータカムは、当初基本的に放送用カムコーダ規格として開発されたものであったそれまでは「ビデオデッキビデオエンジニアが持つもの」とされてきたのに対しベータカムカムコーダは「ビデオデッキカメラマンが持つもの」とされ、重量かさんだことから、当初カメラマンには歓迎されなかった。しかしカメラマンビデオエンジニアケーブルつながれているという制約なくなり現場取材フットワーク改善には劇的な効果もたらしたことから、瞬く間ベータカムENG取材主力機にのしあがった。 ベータカムフォーマットは、1987年昭和62年)にハイバンド化により画質改善したベータカムSPへ、更に1993年平成5年)にはデジタルベータカムへと発展し2000年代以降ハイビジョン一般化するまで最前線活躍した

※この「放送用・業務用カムコーダ「ベータカム」の登場(1982年)」の解説は、「カムコーダ」の解説の一部です。
「放送用・業務用カムコーダ「ベータカム」の登場(1982年)」を含む「カムコーダ」の記事については、「カムコーダ」の概要を参照ください。

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