放蕩

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放蕩

出典:『Wiktionary』 (2021/08/14 09:32 UTC 版)

名詞

放 蕩（ほうとう）

1. 不品行で放埓な振る舞いをすること。特に、酒色に耽ること。「放」も「蕩」も「ほしいまま」の意。
   • ついには遊惰放蕩に流れ、先祖の家督をも一朝の煙となす者少なからず。（福沢諭吉『学問のすすめ』）
   • あの人は大分（だいぶ）放蕩をした人だと云うがなるほど通人（つうじん）らしい風采（ふうさい）をしている。（夏目漱石『吾輩は猫である』）

発音^(?)

ほ↗ーとー

関連語

• 類義語: 道楽、遊興、遊蕩

翻訳

• 英語: debauched ^(en), debauchery ^(en), dissipation ^(en), libertinism ^(en), profligacy ^(en), rakishness ^(en)

形容動詞

1. 不品行で放埓なさま。
   • けれども、放蕩な良人（おっと）をもつ妻が、敏捷に良人の気分を察して、今夜は芸者と遊びたいと思っていると見てとれば丸髷（まるまげ）に結って純日本風の化粧をする。（宮本百合子『三つの「女大学」』）

活用

ダ型活用

放蕩-だ

翻訳

• 英語: debauched ^(en), dissolute ^(en), lewd ^(en), libertine ^(en), prodigal ^(en), profligate ^(en), rakehell ^(en), rakehelly ^(en)

動詞

1. 不品行で放埓な振る舞いをする。
   • 生徒というと大抵は放蕩して居るといっていい位であるのに僕はまだ其（その）頃は模範にされて居たのだから特別に待遇されて居たのであった。（長塚節『開業医』）

活用

サ行変格活用

放蕩-する

翻訳

• 英語: debauch ^(en), dissipate ^(en), riot ^(en)