しなさいかち (支那皀莢)



●中国の西部が原産です。標高1000~1600メートルの山地の渓流沿いや林などに生え、高さは6~10メートルになります。幹には枝のように分枝した鋭い棘があります。葉は偶数羽状複葉で互生します。果実は莢果で、長さは20~30センチになります。この莢にはサポニンが含まれ、石けんのように利用できます。漢方では、果実を皀莢(そうきょう)と呼んで去痰薬や利尿剤に、また棘は皀角刺(そうかくし)と呼ばれ、腫れ物やリウマチに効くとされます。別名で「トウサイカチ(唐皀莢)」とも呼ばれます。
●マメ科サイカチ属の落葉高木で、学名は Gleditsia sinensis。英名は Chinese honey locust。
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