支援艦機能
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/18 09:52 UTC 版)
「アブサロン級多目的支援艦」の記事における「支援艦機能」の解説
輸送艦・揚陸艦 本級は、車両用ランプと多目的甲板により、RO-RO機能を備えている。多目的甲板は、駐車レーンとして使った場合には250メートル分に相当し、主力戦車(62トン以下)の駐車にも対応する。7両のレオパルト2戦車を含む55両の車両を搭載することができる。なお、多目的甲板とは別に、居住区画には兵員200名を収容することができる。 また、艦尾の舟艇揚降用ハッチからは、クレーンによって、迅速に舟艇を展開・収容できる。通常、舟艇としてはSRC-90Eを2隻搭載している。 病院船 医療設備を搭載したコンテナ(陸上自衛隊の野外手術システムと同様のもの)を設置できる。これにより、1日に40名の救急患者を受け入れ、10件までの手術を行なうことができる。 機雷敷設艦 機雷戦コンテナを設置することで、300個の機雷を輸送し、敷設することができる。 指揮艦 艦の指揮・統制区画に最大75名の司令部要員を収容できるほか、多目的甲板に指揮・統制設備を搭載することで、さらに130名の司令部要員を収容できる。
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