撃墜内容
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/06 04:20 UTC 版)
「エーリヒ・ハルトマン」の記事における「撃墜内容」の解説
上述の通り1942年末からは、ソ連軍も次々と新鋭機を投入していた時期である。ハルトマンの撃墜内容については、ドイツにある彼の個人戦闘記録 やJG52の戦闘記録等により判明している範囲ではLa-5が一番多く85機、P-39が29機で二番目に多い。この他にYak-1(9機)、Yak-7(8機)やソ連パイロットから「保証付き木製棺桶」(лакированный гарантированный гроб)と言われ、粗製乱造によって額面通りの性能が出ない木製戦闘機LaGG-3(7機)等が続く。また対爆撃機攻撃は苦手としており、西部戦線への配属がなかったこともあって4発重爆は1機も落としたことが無く、どんなに地上部隊が苦戦していても落とすのが難しいIl-2にはあまり手を出さなかった(6機撃墜)。ただし、当然ながらハルトマンのためにわざわざソ連が低性能機を選んで差し向ける事などあろうはずがなく、相対する敵から撃墜しやすい機体を選んで攻撃する事も、相応の技量を要する。また苦手な戦術を採らないのも、戦闘機乗りとしてひとつの見識である。なおハルトマンは高性能機であるP-51Dを撃墜していると主張しているが、機体番号及びパイロットの氏名が不明であるため裏付けが取れていない。
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