摂社 八王子神社
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/02/07 16:35 UTC 版)
現在は天之忍穂耳命、五男三女神、八衢彦命、八衢姫命を主祭神に、天児屋根命他11柱を配祀する。上述のようにかつては上野に鎮座しており、『続風土記』はその当時のこととして「寛永記」を引き、弘仁年中(9世紀初葉)の創祀で、川辺、楠本、島、神波、上野、別所、落合の7箇村の産土神とされ、社地15町余りを有したが、天正時代の豊臣秀吉による紀州制圧により社地は全て没収、その際に古文書類も紛失したと記す。また『続風土記』自体は「按ずるに当社は「熊野御幸記」に載する所の川辺王子にして、僧心敬が『さゝめこと』の自跋にある八王子の社これなり」と考証している。本殿は本社本殿同様、県指定の有形文化財(後述「文化財」の節参照)。
※この「摂社 八王子神社」の解説は、「力侍神社」の解説の一部です。
「摂社 八王子神社」を含む「力侍神社」の記事については、「力侍神社」の概要を参照ください。
- 摂社 八王子神社のページへのリンク