掛川平田線
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/11 01:42 UTC 版)
概説「掛川相良線」「掛川御前崎線」の区間整理によって誕生した路線である。 1980年代には緑ヶ岡団地への停車や 「中遠工高線」を吸収し掛川工業高校経由とするなど路線維持が図られた。 東海道新幹線掛川駅が開業した1980年代後半に再度「掛川御前崎線」として御前崎サンホテルまで延伸したが、1990年代に利用客減少により廃止された。 沿革1975年(昭和50年)の時刻表では、掛川駅 - 平田間が1日8.5往復、掛川駅 - 浜岡町間は朝の掛川駅前行き1便のみとなっていた。また、神代地経由は朝晩の平田発掛川駅行のみで運行されていた。掛川駅前 - 連雀 - 上張 - 大谷 - 応声院前 - 平田 掛川駅前 ← 連雀 ← 上張 ← 大谷 ← 応声院前 ← 平田 ← 南山 ← 浜岡町 掛川駅前 ← 神代地 ← 上張 ← 大谷 ← 応声院前 ← 平田 1977年(昭和52年)2月現在の路線図では次の経路で運行されていた。掛川駅前 -(神代地)- 上張 - 大谷 - 応声院前 - 平田 - 南山 - 浜岡町 1984年(昭和59年)の路線図では「中遠工高線」を吸収し、上張 - 桶田間の経路が変更されている。掛川駅前 -(神代地)- 上張 - 緑ヶ岡団地 - 掛川工業高校入口 - つま恋南口 - 五百済 - 桶田 - 応声院前 - 平田 - 南山 - 浜岡町 掛川駅前 -(神代地)- 掛川工業高校 - 掛川工業高校入口 - つま恋南口 - 五百済 - 桶田 - 応声院前 - 平田 - 南山 - 浜岡町 1985年(昭和60年)の時刻表では掛川工業高校経由が朝2本、夕1本設定されていた。 1988年(昭和63年)3月13日 - 東海道新幹線掛川駅の開業にあわせ開設された「掛川御前崎線」に再び統合され、路線名としては消滅した。
※この「掛川平田線」の解説は、「静岡鉄道掛川営業所」の解説の一部です。
「掛川平田線」を含む「静岡鉄道掛川営業所」の記事については、「静岡鉄道掛川営業所」の概要を参照ください。
- 掛川平田線のページへのリンク