掌楽院とは? わかりやすく解説

掌楽院

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/30 23:45 UTC 版)

掌楽院
掌楽院跡地、KEBハナ銀行本店前に石碑が建っている
各種表記
ハングル 장악원
漢字 掌樂院
発音 チャンアグォン
日本語読み: しょうがくいん
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掌楽院(チャンアグォン)は、李氏朝鮮の朝廷で儀式などでの音楽の演奏を担当する部署。現在の韓国国立国楽院に相当する。

1457年11月1日の楽制改革で翌年の7月2日に既存の雅樂署と典樂署を統合する形で設立された。

日本では韓国時代劇の字幕などで「チャンアゴン」と書かかれることが多いが、実際は「チャンアグォン」の方が朝鮮語の発音、および表記として正しい。

官職は以下の通りである。

構成

  • 提調(チェジョ)(従一品):掌楽院の長官
  • 正(チョン)(従三品堂下)
  • 僉正(チョムジョン)(従四品)
  • 典楽(正六品)
  • 主簿(チュブ)(従六品)
  • 副典楽(従六品)
  • 典律(正七品)
  • 直長(チクチャン)(従七品)
  • 副典律(従七品)
  • 典音(チョンウム)(正八品)
  • 副典音(従八品)
  • 典声(正九品)
  • 副典声(従九品)

出典


掌楽院(チャンアグォン)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/09 01:24 UTC 版)

トンイ」の記事における「掌楽院(チャンアグォン)」の解説

宗旭(イ・ジョンウク):イ・ジョンフン 掌楽院の長官(正三品相当)で、掌楽院の現場責任者道植(パク・トシク):チェ・ジェホ 掌楽院典音(チャンアグォンチョンウム、正八品相当)で、掌楽院で楽工と楽師管理する官員。すべてに厳格で、自己管理透徹する。 呉浩陽(オ・ホヤン):ヨ・ホミン(声:小森創介) オ・テプンの息子で、南人派でもある掌楽院の次官である僉正(チョムジョン、従四品相当)。トンイのことが気になっており、度々追い掛け回している。第38話で父親と共に流刑になる。その後赦免されたが、宮廷には復帰できなかった上、第48話ユンの手下にトンイ私邸火事犯人濡れ衣を着せられ殺されそうになるところでチョンスに助けられる。 黄周植(ファン・ジュシク):イ・ヒド(声:佐々木睦楽師まとめ役。掌楽院直長(チァンアグォンチクチャン、従七品相当)から主簿(チュブ、従六品相当)、僉正(チョムジョン、従四品相当)と昇進しソリ頼まれトンイを掌楽院の奴婢にする。その後トンイ初め目障り思い、度々頭を悩ませていたが、徐々にトンイ支え存在となっていく。 方英達(パン・ヨンダル):イ・グァンス(声:桐本琢也) 掌楽院の楽師。気は小さく頼りないが、トンイを妹のように可愛がっている。また、エジョンに酷い目に遭わされることもしばしばであるが、トンイ同じくチョンスを「にいさん」と慕う。

※この「掌楽院(チャンアグォン)」の解説は、「トンイ」の解説の一部です。
「掌楽院(チャンアグォン)」を含む「トンイ」の記事については、「トンイ」の概要を参照ください。

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