捜神後記
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/07 02:23 UTC 版)
『捜神後記』(そうじんこうき)は、中国六朝時代の陶潜(陶淵明)撰とされる志怪小説集である。『続捜神記』とも呼ばれる。
- ^ 『欽定四庫全書 子部十二 捜神後記 小説家類二 異聞之属』 1868年。 中国語版ウィキソースに本記事に関連した原文があります:搜神後記、補遺17則を含め134則収録しているが底本は不明。
- ^ 『隋書 巻三十三 志第二十八 經籍二』雜伝の条に「搜神後記 十巻 陶潛撰」とあるのが最古の言及とされる。 中国語版ウィキソースに本記事に関連した原文があります:隋書/卷33
- ^ 中国語版ウィキソースに本記事に関連した原文があります:中國小說史略/第五篇 六朝之鬼神誌怪書(上)に「其書今具存,亦記靈異變化之事如前記,陶潛曠達,未必拳拳於鬼神,蓋偽托也。」
- ^ 『国訳漢文大成 第十二卷』, p. 14 影印 17コマ.
- ^ 毛晋の書斎名をとって汲古閣本といわれる。明の万暦31年に刊行された『秘冊彙函(ひさついかん)』に含まれていたが、天啓元年(1621年)の火災によりほとんどの版木が失われた。焼失を免れ毛晋に譲られた17種の版木の中に『捜神後記十巻 晋陶潛撰』等があった。(『津逮祕書』, 影印)。しかし2017年、(劉斯倫 2017)は同じ版木ではないという報告をしている。
- ^ センボウユキコ、安田女子大学非常勤講師(当時)
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