白水素女
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/09 04:21 UTC 版)
上述の素女とは別人。陶淵明(365 - 427)撰・『捜神後記』巻五に白水素女という人物が登場する。 幼いころ父母を失った働き者で礼儀正しく慎み深い青年が大きなタニシを見つけ、家に持ち帰る。青年が外で農作業をして家に帰ると食事の支度ができている。隣の人の親切だろうと礼を言うと、女房を貰って隠しているなんて、と言われてしまう。次の日、こっそり家の中を伺っていると少女が煮炊きを始める。その少女を問い詰めると、自分は白水素女で天帝の命により青年を富ませようとしていたが、見つけられたので帰らなければならないと言い出て行ってしまう。その後青年は豊かに暮らす。
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