振者
振者
読み方:ふりもの,ぶりもの
- 大阪の落語界には「ぶりもの」ということばがある。切ネタのことだが、つまり、二つぶりの謂である。大阪でも、月給制度になる以前の芸人は、割で給金をもらっていた。そこで真打は、東京同様、普通給金の倍額、二つぶりを貰うことになっていたから、つまり、真打ちのやる噺は「ぶりもの」ということになる。〔芸能(寄席・落語)〕
- 香具師のこと、又大阪の落語界には「ぶりもの」ということばがある。切ネタのことだが、つまり、二つぶりの謂である。大阪でも、月給制度になる以前の芸人は割で給金をもらっていた。そこで真打は、東京同様普通給金の倍額、二つぶりを貰うことになっていたからつまり真打ちのやる噺は「ぶりもの」ということになる。
- 〔隠語〕大阪の落語界には「ぶりもの」と云う言葉がある。切ネタの事だが、詰り二ツぶりの謂である。大阪でも、月給制度になる以前の芸人は、割で給金を貰つていた。そこで真打は、東京同様、普通給金の倍額、二つぶりを貰う事になっていたから、即ち真打のやる噺は「ぶりもの」と云う事になる。
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