振替データの送付手段
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/20 13:38 UTC 版)
「ゆうちょ銀行」の記事における「振替データの送付手段」の解説
給与預入・自動払込等のデータを貯金事務センターに送付する方法は、 FDやCMT(狭義のMT)あるいはDVD媒体を郵便局やゆうちょ銀行の窓口経由で貯金事務センターに送付する方法(持ち込み) パソコンからダイヤルアップ接続方式によりデータを伝送する方法(振替MT伝送サービス) 帳票を窓口経由で送付する方法(民営化の際に廃止) が選択できる。ほかの大手銀行で一般的となっているインターネットによるデータ送付などは、現行システム構築時期が古いため採用していなかったが、のちに、日立製作所のインターネットバンキングのパッケージであるFINEMAXを利用した振替MTインターネット伝送サービスが開始されている。 しかし、従来の振替MT伝送サービスの場合は、新型パソコンでは標準装備されることが少なくなったFDドライブを外付け方式などで増設したり、データ伝送のためのアナログ回線モデムを増設したりする必要がある。データ伝送の場合はアナログ回線が必要のため、データ伝送を使用する利用者は完全に光回線に移行できないなどの弊害がある。 最近(2012年(平成24年)6月20日現在)では、送金・決済サービスのデータ提出方法(FD・CMT・DVD・伝送など)に振替MTインターネット伝送が追加されている(前述)。 2016年現在、貯金事務センターへのデータの送付は、データを入力したDVDを送付するか、従来からの振替MT伝送サービスか振替MTインターネット伝送サービスかのいずれかのみ新規に受け付けており、フロッピーや磁気テープの貯金事務センターへの送付によるデータ渡しは、新規受付を行っていない(既存の契約者は、当面継続利用可能)。
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