投手では異例の専用ヒッティングマーチの制作
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/06 21:10 UTC 版)
「能見篤史」の記事における「投手では異例の専用ヒッティングマーチの制作」の解説
阪神で一軍の先発陣に定着してからは、2009年9月25日の対中日戦(ナゴヤドーム)で、中日の先発投手・吉見一起から2打席連続適時打を放ったり、2013年には前述のプロ初本塁打のほか、7月2日の対巨人戦(甲子園)で菅野智之から先制二塁打、7月27日の対DeNA戦(同)では4回裏二死満塁のチャンスにティム・コーコランから先制打を放つなど、投手として先発したセ・リーグ公式戦で3本の適時打を放っている。 阪神の応援団では、阪神の投手が打席に立つ場合に、基本として全投手共通の応援歌「投手汎用ヒッティングマーチ」を演奏している。しかし、2014年のシーズン前には、阪神選手の応援歌を制作・管理・運営を一手に担う「阪神タイガース応援団 ヒッティングマーチ委員会」が能見専用のヒッティングマーチを制作した。能見本人から「打席では打者として評価してほしい」との要望があったことや、前述した打撃面での活躍がヒッティングマーチ委員会からも評価されたことによる。 NPBの他球団では、巨人、福岡ソフトバンクホークス、西武が投手ごとに応援歌を設定している。ただし、球団公認の応援団が(いわゆる「二刀流」の選手を除く)特定の投手専用の応援歌を制作した事例は、DeNA投手時代の三浦大輔、北海道日本ハムファイターズ時代のダルビッシュ有、中日ドラゴンズの大野雄大など極めて少ない。
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