投手5冠
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 23:03 UTC 版)
投手○冠という場合の項目はマスコミ等でも統一されていないため、最高勝率タイトルを含めて4冠と呼ぶことがある。さらに、スポーツライターで「記録の神様」と呼ばれる宇佐美徹也は、この4冠に「球威を現すバロメーター」いう理由で最多完封を加えて投手5冠王とすることで、打者の三冠王に「匹敵する五冠王と呼んだらどうだろう」と述べている。このように、投手5冠とは宇佐美によって創作された称号であるが、近年はこの5項目を投手5冠とする報道が多くなっている。 2021年シーズン終了時点で投手5冠王達成者は1937年春の沢村栄治(巨人)、1938年秋のスタルヒン(巨人)、1943年の藤本英雄(巨人)、1954年の杉下茂(中日)、1959年の杉浦忠(南海)、1981年の江川卓(巨人)、2006年の斉藤和巳(ソフトバンク)、2021年の山本由伸(オリックス)の8人。斉藤和巳以外は所属チームはいずれもリーグ優勝を果たしている。
※この「投手5冠」の解説は、「三冠 (野球)」の解説の一部です。
「投手5冠」を含む「三冠 (野球)」の記事については、「三冠 (野球)」の概要を参照ください。
- 投手5冠のページへのリンク