打弦式電気ピアノ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/04 22:03 UTC 版)
「ヤマハ・CPシリーズ」の記事における「打弦式電気ピアノ」の解説
CP-70 1976年発売。CPシリーズの最初の機種。鍵数はピアノより若干少ない73鍵である。重量は100kgを上回るが、運搬時は胴体部分と鍵盤部分に2分割することが可能であり、堅牢な外装そのものが運搬時のケースの役割も果たしている。そのため、200kgを軽く上回り運搬時に大掛かりな作業が発生するグランドピアノに比べて非常に運搬しやすい構造となっている。 CP-70B 1978年発売。CP-70の電源を内蔵電源方式からACアダプタ方式に改めた機種。 CP-80 1978年発売。CP-70Bの鍵数をピアノと同様の88鍵に拡張した機種。弦長もやや長くなり、よりグランドピアノに近い音色となっている。八神純子はライブやTV番組などで特注の白いCP-80を使用していた。 CP-70D/CP-80D 1985年発売。CP-70B/CP-80に7バンドのグラフィックイコライザーを搭載した機種。 CP-70M/CP-80M 1985年発売。CP-70D/CP-80DにMIDI出力機能を搭載し、シンセサイザーとの連携を可能にした機種。ちなみにCP-80MはCPシリーズ(打弦式電気ピアノ)の最高機種である。 CP-60M 1985年発売。CP-70M/CP-80Mのアップライト版で、鍵数は76鍵である。分割機構は備えていないが、運搬時に鍵盤部分を楽器の胴体部分に収納することができる。
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