打ち切りの発表以降
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/20 04:44 UTC 版)
「古代戦士ハニワット」の記事における「打ち切りの発表以降」の解説
単行本第1巻と第2巻は全く売れず、武富は「ヤバい」と感じていた。武富によると普通は2巻までに売れなければ第4巻で完結させるが、本作はそうならずに済んだ点においては「良かった」が、「いつ首を切られる」かと心配しつつも、単行本第5巻からの第2部を書き終えるまでは大丈夫かもしれないと「気が緩んでいたときに打ち切りの話」をされる。「第9巻で連載終了」という内容であった。当初の予定より構想が膨らみ、第2部を第10巻で終わらせる予定であったため、武富は「内容を詰めて描かないといけなくなったことがつらかった」という。連載続行となってほしいと考えつつも、第9巻で終了するようなストーリー構成を苦労して制作。アクションシーンを削る算段であった。 2021年5月25日、武富は打ち切りについてTwitterで発表する。岡田斗司夫がYouTubeのチャンネルで本作を紹介し、読者から声援があるなどの反響を得る。武富によると一番大きな影響は、同年6月に紀伊國屋書店新宿本店で開催した本作のフェア「ドグーン祭り」であったといい、フェアでの「熱量の高い店頭装飾」が話題となった。同年10月1日から31日まで、東京都のマンガナイトBOOKSにて本作の原画展が開催。武富が個人のSNSで、単行本第9巻で打ち切りとなる可能性を示唆し、それが反響を呼んだことから、連載続行の気運を高めようと同展の開催が決定された。 書店での売上増加と品切れにより全巻に重版がかかったため、同年11月2日に第2部を構想していた通りの尺で執筆し、第3部を『漫画アクション』誌上で連載することが決定し、打ち切りが回避されている。2022年1月8日には単行本第8巻の発売を記念して、前述の「復活劇」や物語について語るオンライントークイベントが開催された。
※この「打ち切りの発表以降」の解説は、「古代戦士ハニワット」の解説の一部です。
「打ち切りの発表以降」を含む「古代戦士ハニワット」の記事については、「古代戦士ハニワット」の概要を参照ください。
- 打ち切りの発表以降のページへのリンク