手稲区内の桜並木
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/25 00:21 UTC 版)
手稲区内の3kmの区間は、北区の植樹に先駆け、1990年(平成2年)から1991年(平成3年)にかけてエゾヤマザクラの植樹が行われた。 しかし、海が近く強風などで桜が枯れやすい環境にある手稲区内の桜並木は、枯れて伐採を繰り返し、2006年(平成18年)に実施された調査では、桜の大半が枯れるか衰弱した状態ととなっていたことが判明。そこで2008年(平成20年)北海道工業大学の学生が、「生態学的混播・混植法」を応用した植樹実験を実施。前田森林公園付近の延べ200mの区間にエゾヤマザクラを30箇所、計70本を植樹した。 2010年(平成22年)には札幌西ライオンズクラブがエゾヤマザクラ120本を寄贈。新川中央橋から前田森林公園橋の間の、1.1キロ区間に植樹した。 同6月には、北海道工業大学と札幌市が「混植法」を用いてエゾヤマザクラ180本を植樹した。 2010年(平成22年)に植樹を行って以降、札幌西ライオンズクラブでは、桜の生育状況を確認していくとともに、春と秋の年2回、並木周辺の清掃活動を行っている。
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