戦時中の姿勢
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/14 10:21 UTC 版)
上記のように護憲派の人物として知られた鈴木だが、戦時中は「即ち日本が大東亜共栄圏建設の指導、中核国家たるべきことは、あらゆる点よりみて絶対的客観性を有している」(『政治文化の新理念』、1942年、利根書房)、「東亜共栄圏の確立、東洋永遠の平和の確保と云うも、なお目的の究極を尽せるものとは云い難い。八紘一宇の大理想を以て皇道を全世界、全人類に宣布確立するにあると云わねばならないのである」(『日本政治の基準』、1941年、東洋経済新報社出版部)という大東亜共栄圏のイデオローグであった。『進歩的文化人 学者先生戦前戦後言質集』には鈴木について、つぎの副題が付けられている。 鈴木安蔵(静岡大学教授)侵略戦争の世界史的意義を説く — 『進歩的文化人 学者先生戦前戦後言質集』全貌社、昭和32年
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