戦後の福音派の形成
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/04 03:59 UTC 版)
大戦後は特にリベラル派、エキュメニカル派と区別して、歴史的正統的キリスト教をあらわす語として福音派と呼ばれる。 田中剛二牧師は 日本基督教団に加わった事そのものが神に対する背信行為であり、「教団脱退は私の悔改めである」と述べた。 こうして、戦前の主流派であった日本基督教団に取り込まれた教会は日本基督教団から脱退する。敗戦の時点ではリベラル派26に対し、聖書信仰の福音派1という26対1の少数派であったと言われる。 戦後の福音派は次のように大別される。 日本基督教団からの離脱組 救世軍、日本同盟基督教団、日本ホーリネス教団、日本イエス・キリスト教団、日本自由メソジスト教団、日本アッセンブリーズ・オブ・ゴッド教団 戦前にルーツを持ちながら新しい理念に基づいて設立された教会 イムマヌエル綜合伝道団、基督兄弟団、日本キリスト改革派教会、シオン・キリスト教団、万国福音教団、日本福音教団、日本宣教会 戦後宣教師によって設立された教会 保守バプテスト同盟、日本福音自由教会協議会、聖書教会連盟、福音バプテスト連合、日本福音教会 聖書信仰に立つ日本人の開拓伝道により形成された教会 聖書キリスト教会、活けるキリスト一麦教会、単立キリスト教会連盟
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