慶応3年9月時
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幕府陸軍兵員表幕府歩兵大隊数人員主な人員の出身母体備考奥詰銃隊4大隊 2000人 旗本、御家人 従来の五番方(書院番・小姓番・大番・小十人・新番)を再編し銃隊化、将軍親衛隊。 遊撃隊鉄砲隊1大隊半 750 旗本 、御家人及び武芸者など 遊撃隊、旧称奥詰、剣客等で構成される鑓剣隊より銃隊として改編。 大砲隊小銃隊附2大隊 1000人 旗本、御家人など 撤兵隊7大隊半 3750 旗本、御家人 江戸城諸門を警備。 騎兵隊4大隊 2000人 旗本、御家人 御徒銃隊2大隊半 1250人 御徒以下の幕臣 神奈川武兵銃隊2大隊 1000人 召抱えられた歩兵のうち、 帯刀以上の身分の者 横浜警備。 組合銃隊15大隊 7500人 3000石以上の旗本により差し出された歩兵 慶応3年9月末に廃止。 元歩兵隊2大隊半 1250人 兵賦 前年より召抱えられた者。 農兵隊3大隊 1500人 農民など 幕府領より差し出された者。 町兵銃隊2大隊 1000人 町人など 江戸町々で抱入られた者。 横浜歩兵隊1大隊 500人 歩兵 当時横浜にてフランス軍人より訓練を受けた者。 江戸伝習歩兵隊1大隊 500人 歩兵 江戸にてフランス軍人より訓練を受けた者。 総計48大隊 24000人 1大隊500人程、ただし組合銃隊廃止につき7000人程減少、差引総人数17000人
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