慢性緑内障
1.慢性緑内障 |
正常よりやや眼圧が高い状態が続いて,徐々に視野が狭くなり,視力も低下し最悪の場合は失明してしまいます。そういったことからも非常に恐い病気であるわけですが,けっして珍しい病気ではありません。40歳から50歳代までの人の約2%,60歳代では約6%,70歳以上では約13%の人に緑内障が見つかっているという報告もあります。ゆっくり進行するので,たいした自覚症状もなく,気付いたときにはかなり進行し,視野や視力がかなり障害されていたということも少なくありません。早期に発見し,早期に治療を開始することが大切で,そうすれば重篤な経過をとらずにすむことがほとんどです。目が疲れる,かすむ,頭が重いといった症状は,緑内障の初期に起こってくる場合があるので,ある年齢以上の人であれば十分注意する必要があるでしょう。また40歳以上の人は年1回程度の眼圧測定の定期検査を受けておくのもよいでしょう。 |
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