性的暴行をめぐる裁判
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/15 02:28 UTC 版)
しかし、2018年3月5日に政務秘書がJTBCの番組『ニュースルーム』に実名で出演し、秘書となった8ヶ月間に何度も安より性的暴行やセクシャルハラスメントを受けたと主張。秘書室は当初は合意の上であったと釈明したものの直後に安本人がこれを否定し謝罪。忠清南道知事を同日付で辞任すると表明し、全ての政治活動を中断すると発表した。人気知事や有力な次期大統領という立場の力に服従するしかなかった政務秘書官に安がしてきたことは世間に見せてきた人権や男女平等を強調するなどの言動で偽装した姿によって欺いていただけだったという批判された。 2018年8月14日、ソウル西部地方法院は元秘書に数回にわたって性的暴行を加えた罪などで起訴されていた安熙正被告に対し無罪を言い渡した。 2019年2月1日、ソウル高等法院は一審の無罪判決を破棄し、懲役3年6月の実刑判決を言い渡した。同年9月9日、韓国大法院は検察、弁護側双方の控訴を棄却したため、判決が確定した。 2020年7月6日、安熙正の母親の葬儀に文在寅大統領を始め、与党政治家が弔花を贈っていたことが判明し、革新野党や人権団体などから批判の声が上がった。
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