性交渉への欲求
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/06 16:40 UTC 版)
東京都幼・小・中・高・心性教育研究会の「児童・生徒の性に関する調査」では、「あなたは、今まで性的接触(性交)をしたいと思ったことがありますか」という調査項目で性交渉への欲求を調査しているが、中学3年生男子の性交渉への欲求は1999年調査を境に急激に減少しており、1987年調査ではおよそ7人中6人(86%)が「ある」と回答したのに対し、2014年調査では4人中1人の割合(25.7%)まで低下する、いわゆる草食化の傾向を示している。 性交渉したいと思ったことがある中学3年生の割合 0 50 100 (%) 割合 男子 女子 84 73 29 87 86 36 90 81 36 93 67 37 96 68 34 99 68 33 02 50 26 05 38 23 08 31 14 11 14 25.7 10.9 (設問「あなたは、今まで性的接触(性交)をしたいと思ったことがありますか」に「ある」と回答した中学3年生の割合。2011年は調査なし。) また、ジェクスが行った「ジャパン・セックスサーベイ2017」では、最も若い年齢層である20代で「初めて性交渉をしたいと思った時期は」との設問に「現在含め、全く思ったことがない」と回答している割合が20%超、「自慰の頻度」について「全くしたことがない」が10%超という結果となっており、性的欲求の低下を示している。
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