急行運転計画
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2003年(平成15年)5月24日の中国新聞で、広電が宮島線の急行運転を計画していることが報道された。急行運転は2次計画に分けて進められ、第1次計画は、広電西広島 - 商工センター入口間で運転を開始。事業費約4億円をかけ、商工センター入口駅東側に隣接した広電社有地に待避線を設置し、通勤時間帯に1時間に4本を運転するとした。短縮時間は3分となる。 第2次計画は、商工センター入口 - 広電宮島口間で運転を行う。廿日市駅東側の社有地に待避線を設け、全線での急行運転によって6分の短縮が実現できるとした。 その後、待避線ではなく複線の間に渡り線を設けて経費削減をする案などが出たが、進展が無く、2019年(令和元年)現在も急行運転は実現していない。 鉄道ピクトリアル1965年7月増刊号『私鉄車輌めぐり 第6分冊』や、それの復刻版『私鉄車両めぐり山陽・山陰』によると1960年代には実際に急行が運行されており、朝夕ラッシュ時に運転されていた通勤急行の停車駅は西広島-広電五日市間では草津のみの停車。観光シーズンに運転されていた急行の停車駅は、広電宮島・広電廿日市・楽々園・広電五日市・草津・西広島であった。
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