後方モニター
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/07 23:04 UTC 版)
詳細は「バックカメラ」を参照 トラック・バスなどではミラーで車両の背後を確認することが困難なため、車両後部にバックカメラ(バックアイカメラ、リアビューカメラ)を、ダッシュボードにモニターを取り付け、ミラーの代わりとするものが多い。 近年では駐車の容易化の目的で、後退時に車両後方の映像をモニター搭載型カーオーディオやカーナビの液晶画面に映し出す「バックモニター」あるいは「パーキングアシストリアビューカメラ」というシステムが搭載されている車両が存在するが、この場合はバックミラーは別に設置されている。複数のカメラを用い、自車上空から俯瞰したような映像を映し出す装置も製品化されている(例:日産自動車のアラウンドビューモニター)。 鉄道車両の場合は、発車時の安全確認に使用する目的で、カメラを後方や側方に設置した同様のシステムが使用されている。 他方、バックミラー自体を液晶にすることで、通常は全反射設定にしてミラーとして使用し、ギアがリバースに入ると自動でリアビューカメラの映像に切り替わって「バックモニター」となるものもある。このバックミラーモニターでは、停車時などにワンセグやDVDソフトを見るためのモニターとしても使用できる。が決まっているアメリカでは2018年5月以降、NHTSA(運輸省道路交通安全局)により、全米で販売する自動車メーカーを対象に、後方確認カメラの装着が義務化されていて、日本では2022年5月以降に販売する新車にバックカメラかセンサーの装備義務化が決まっている。
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