律令官制における番長
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/06 08:00 UTC 版)
古代の日本で番は交代制勤務の各勤務を意味する。現代語の当番の番である。律令制下の番長は、集団で一斉に交代する際の一つの集団の長で、様々な役職について番長が任命された。出土資料としては、陸奥国多賀城の跡から9世紀の軍団兵士の勤務に関わる番長を記した木簡が複数見つかった。延喜式には左右の近衛府・衛門府・兵衛府(あわせて六衛府と言う)の舎人を引率する数名の番長役が設けられていたことが記される。
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