当初の踊る大ラブストーリー計画
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/07 05:26 UTC 版)
「踊る大捜査線」の記事における「当初の踊る大ラブストーリー計画」の解説
初期の構想段階では、すでに引退したベテラン刑事和久の娘をすみれ(監察医)に設定し、和久宅に居候する青島との恋愛も一案にあった。その後は、青島と雪乃、室井とすみれの二本立てでの恋愛路線、青島と雪乃とすみれの三角関係も構想されている。実際、青島・雪乃間での恋愛に発展しそうな伏線や、すみれが青島に惹かれてゆく描写もちりばめられており、室井とすみれの二人きりのシーンも幾度かあった。 この恋愛ドラマ路線は、第1話が放映され視聴率が出た時点で取りやめが決定されたが、これは亀山プロデューサーの判断であったと、脚本家・君塚良一は著書「テレビ大捜査線」にて語っている。このとき第4話までは脱稿していたので第5話からのプロットが恋愛の要素を排したものに変更され、以後は警察ドラマとしての視点に重点を置いていくこととなり、そこで雪乃の設定に大幅な変更が加えられている(血液型まで変更された)。
※この「当初の踊る大ラブストーリー計画」の解説は、「踊る大捜査線」の解説の一部です。
「当初の踊る大ラブストーリー計画」を含む「踊る大捜査線」の記事については、「踊る大捜査線」の概要を参照ください。
- 当初の踊る大ラブストーリー計画のページへのリンク