弾薬寸法
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/12 07:54 UTC 版)
「.30-06スプリングフィールド弾」の記事における「弾薬寸法」の解説
.30-06スプリングフィールド弾は水に換算して4.43 mlの薬莢容積を持つ。弾薬の外形は、非常に過酷な条件下でも、ボルトアクション方式の小銃および機関銃が両方とも給弾と排莢を円滑に行えるよう設計されている。 C.I.Pによる.30-06スプリングフィールド弾のカートリッジ寸法。すべてのサイズはmm表記である。 アメリカでは薬莢のショルダー部の角度をalpha/2、17.5度と規定した。「加盟国内で流通する武器弾薬の安全保証を行う国際機関」(C.I.P.) によれば、通常この弾薬に用いる施条転度は254 mm、施条数が4条、ライフリング頂部腔径7.62 mm、ライフリング深部腔径7.82 mmである。施条幅は4.49 mm。使用される雷管は大型小銃用のものが使われる。公式ガイドラインに従えば、.30-06弾薬の薬莢は405 MPa (58,740 psi) までの圧力を処理することができる。C.I.P.の基準に従う国家では、全てのライフル用弾薬の薬莢と弾頭の組み合わせを顧客に販売するにあたり、このC.I.P.圧力で最大125%に耐えることを証明しなければならない。8x64mm S弾は、おそらく.30-06弾薬と弾道が最も近しく、対をなすヨーロッパの弾薬である。
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