引退した辻馬車馬、荷馬車馬の会
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/05 03:49 UTC 版)
「ドリトル先生シリーズの登場キャラクター」の記事における「引退した辻馬車馬、荷馬車馬の会」の解説
先生が『サーカス』で開設した「引退した辻馬車馬、荷馬車馬の会」の会員や、入会を予約している馬たち。 トグル(Toggle) 老いた農耕馬。視力が落ちて仕事ができなくなるが、獣医に見当違いの診断ばかりされて閉口していた。ドリトル先生に眼鏡をもらって視力を取り戻した後『サーカス』で再会し、同境遇の老馬たちと先生が買い取った牧草地で「引退した辻馬車馬、荷馬車馬の会」を結成して休養牧場で悠々自適の生活を送る。 ベッポー(Beppo) 『サーカス』に登場するブロッサム・サーカスの年老いた馬車引き馬。先祖はジュリアス・シーザーの愛馬であった。ニーノが病気で「しゃべる馬」の演目が中止されかかった際に、先生と共に代役で出演して大成功を収めた。サーカス団を退役した後、先生が買い取った牧草地に「引退した辻馬車馬、荷馬車馬の会」を設立し、トグルと共に悠々自適の余生を過ごす。 オニユリ号(Tiger Lily) 『楽しい家』の「気絶した男」に登場する牝馬。地主のジェンキンスに飼われていた評判の名馬であるが、飼料の代金を騙し取っていた厩務員のラングレーとスメドレーを嫌って逃亡し、休養牧場へ逃げ込んだ。結局、クリングが事件を解決してラングレーとスメドレーはジェンキンス家を去ることになったので将来「引退した辻馬車馬、荷馬車馬の会」の会員となる約束を取り付けてジェンキンス家の厩舎へ戻って行った。この事件のトリックにはシャーロック・ホームズの一編『白銀号事件』(1892年)の影響が見られる。
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