引退〜晩年
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/15 00:19 UTC 版)
1908年(明治41年)、野口は次男の野口喜一郎(長男は早世)に店を一任した。その後は1912年(明治45年)に小樽焼酎会社の社長、1922年(大正11年)には第1期の小樽市会議員など、多彩な活動を続けた。1931年(昭和6年)には小樽市政功労者として表彰を受けた。 晩年は酒蔵で店の者に、商売に対する考えや人生観などを語る生活を送った。1933年8月、死去。その後は喜一郎、孫(喜一郎の子)の野口誠一郎、曾孫(誠一郎の子)の野口禮二と、4代にわたって跡が受け継がれた。 弟の西尾長次郎は1914年(大正3年)にのれん分けで札幌北の誉酒造を興し、その息子・西尾長光は卸部門の丸ヨ西尾を母体にセイコーマートを創業する。
※この「引退〜晩年」の解説は、「野口吉次郎」の解説の一部です。
「引退〜晩年」を含む「野口吉次郎」の記事については、「野口吉次郎」の概要を参照ください。
- 引退〜晩年のページへのリンク