建築ブロック工
概要解説 コンクリートブロックは、コンクリートを運搬、積み上げしやすいようにブロック上に成形、硬化させた製品です。使用材料の種類や用途によっていろいろなものがありますが、建築工事ではブロックの中を空洞にして軽量化した空洞コンクリートブロックを用いて、建築用の壁や間仕切り、へいなどを作ります。建築ブロック工は、設計図に基づき、所定の位置に空洞コンクリートブロックをモルタルと鉄筋を使って積み上げ、壁やへいを作ります。 必要な能力・資格など ブロック工になるためには、特別の能力、経験などは必要ありません。学歴も義務教育を終了していればいいわけです。健康で、精神的に集中できて、どちらかといえば我慢強い人に向いているでしょう。ほとんどが手仕事であるため、こまかく神経を配る必要があり、またある程度の重量物を連続して持ち運びできる体力も要求されます。ブロック工としてベテランになるための一般的なコースは、中学または高校卒業後すぐにブロック工事会社に就職し、見習いの仕事から始めて実地に技術を習得していくことですが、公共職業訓練校で養成訓練を受けるのは、一人前になるための早道といえます。若くしてよい技能を身に付けた人は早くから独立が可能な仕事で、この仕事を始めてから3年くらいで独立する人もかなりいます。 関連する職業
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