建国前史
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/03 17:11 UTC 版)
1261年にグンヤーン王国(英語版)(ヒランナコーングンヤーンとも。現在のチエンセーン郡)の君主となったマンラーイはコック川周辺のヨーン地域にある諸都市(ムアン)を、同盟あるいは攻撃し、自らの支配下に置き領土を広げた。一方でモンゴル帝国の雲南への侵入(雲南・大理遠征)に悩んでいたマンラーイは1262年に、チエンラーイに遷都した。 1292年、マンラーイは南シナ海への貿易港路開拓のため、チャオプラヤー川上流のピン川にあったハリプンチャイ王国を攻撃しモン族を壊滅させた。一方、侵略したユワン族(中国語版)に文化的に進んでいたモン族から多大な文化的影響を受け、建築、ラーンナータム文字、仏教などに見られるような独特のラーンナー文化の源流となった。
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