廃止の背景
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/02/07 08:28 UTC 版)
2003年9月を以て発売を終了したが、その背景には以下の要因が挙げられる。 JR東日本が発売している「土・日きっぷ」・「三連休パス」等で、2002年に乗車予定のない列車への座席指定をするユーザーが続発したことから、不必要な座席指定を抑制するため(「土・日きっぷ」・「三連休パス」等は2003年度の発売分より座席指定の回数を4回までに制限した)。 JR九州が特別企画乗車券のメインを回数券タイプの「2枚きっぷ」・「4枚きっぷ」にして、割引率をかなり大きく設定したため。 翌年に開業を控えた九州新幹線に当時グリーン車を設定しなかったため(2011年の山陽新幹線直通開始時に設定)。 九州グリーン豪遊券の廃止で、JR九州全線タイプのフリー乗車券は一旦無くなった。その後、2007年に期間限定で「九州特急フリーきっぷ」という九州新幹線を含むJR九州全線乗り放題のきっぷが発売された。また、2012年11月には「水戸岡鋭治の幸福(しあわせ)な鉄道展」開催にちなんで「九州の幸福(しあわせ)な鉄道フリーきっぷ」という九州新幹線を含む(指定席は「ゆふいんの森」「A列車で行こう」「あそぼーい!」「指宿のたまて箱」のみ4回まで使用可能)JR九州全線3日間乗り放題のきっぷが期間限定で発売された。その後、2013年2月には誕生月に「みずほ」及び「あそぼーい!」の白いクロちゃんシートを除き6回までグリーン指定(DXグリーン含む)及び普通指定が利用可能な「Happy Birthday♪Kyushu Pass」、7月には普通指定が6回まで利用可能な「アラウンド九州きっぷ」が発売されている。
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