廃止された専用線
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/30 03:55 UTC 版)
三菱モンサント化成専用線 近鉄海山道駅に隣接する側線群の北端から、三菱化学四日市事業所へ延びていた。 三菱油化専用線 1980年ごろまでに廃止。昭和四日市石油専用線から分岐し、四日市製油所の北側にある三菱化学四日市事業所へ続いていた。 三菱化学専用線 2011年3月末で廃止。近鉄海山道駅に隣接する側線群の南端から、三菱化学四日市事業所へ伸びる専用線が分岐していた。 入換作業は日本トランスシティ保有のスイッチャーが担当していた。スイッチャーは3両あり、主に新三菱重工業製・20tの「BH203」と日本車輌製造製・25tの「DB251」が交代で使用されていた。なお、もう1両の「BH201」は「BH203」と同じく新三菱重工業製・25tである。 石原産業専用鉄道 1944年8月運輸開始2008年8月廃止。着発線から南へ伸びる路線が2つに分かれた路線の一方で同社の四日市工場へ続いていた。作業距離3.7キロ総延長8.7キロ。一時従業員輸送列車が運行していた。 運転は昭和町駅 (愛知県)や能町駅より1日1往復。 液化塩素専用タキ5450が使用され、 入換作業は石原産業が保有するスイッチャーが担当し、日本車輌製造製・25tの「DL106」と、日本輸送機(ニチユ)製・20tの「BH205」が交代で使用されていた。1968年までは蒸気機関車が使用されており、B6形2412と戦時中中国海南島の鉱山で使用される予定だった日本車両製Cタンク(S108)がいた。現在2412は名古屋市科学館、S108は神戸市の本山交通公園に保存されている。他にニチユのDL101-103、BH204がいた。
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