庭田重親とは? わかりやすく解説

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庭田重親

読み方にわた しげちか

室町後期公卿。重経の嗣子中山宣親次男。初名は重綱、一字名は貞。権中納言正三位連歌能くした。その筆跡は『慶安手鑑』に見られる天文2年(1533)歿、39才。

庭田重親

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/14 23:01 UTC 版)

 
庭田重親
時代 戦国時代
生誕 明応4年(1495年
死没 天文2年12月24日1534年1月8日
官位 正三位権中納言
主君 後柏原天皇後奈良天皇
氏族 中山家庭田家
父母 父:中山宣親
母:祐心(本願寺蓮如の十女)
養父:庭田重経
兄弟 中山康親、重親
今出川季孝の娘
重保、顕能尼
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庭田 重親(にわた しげちか)は、戦国時代公卿中山家11代当主・中山宣親の次男。官位正三位権中納言本願寺顕如の外祖父にあたる。庭田家9代。

経歴

文亀元年(1501年)、庭田重経が急死し、重経室(中山康親の娘)の叔父にあたる重親が庭田家を継いで叙爵を受ける。永正18年(1521年正四位上蔵人頭に任ぜられ、大永4年(1524年)に従三位参議に任ぜられる。享禄元年(1528年)に権中納言に任ぜられ、享禄3年(1530年)に正三位に叙せられる。

天文2年(1533年)12月に春日大社神楽に参加するために奈良に下向し、笛を吹いた直後に倒れ、そのまま逝去した。

系譜

参考文献

  • 橋本政宣 編『公家事典』吉川弘文館、2010年 ISBN 978-4-642-01442-7 P721
  • 野島寿三郎編『公卿人名大事典』日外アソシエーツ、1994年 ISBN 978-4-816-91244-3 P616
  • 市古貞次『国書人名辞典 3』岩波書店、1996年


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