広義の犠打とは? わかりやすく解説

広義の犠打

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/26 07:10 UTC 版)

犠打」の記事における「広義の犠打」の解説

広義には犠打とは打者アウト犠牲となって塁上にいる他の走者進塁させる打撃を指す。打者自身アウトになるため、二死ときには犠打起こりえない。犠打を行うときの前提条件として、無死または一死塁上走者がいる必要がある犠打は以下の3つ分類して考えることができる。 犠牲バント バント をして、内野打球転がし内野手打球処理する間に塁上走者進塁させ、打者自身一塁アウトになる戦術である。送りバントともいう。また、特に三塁走者本塁帰すことを目的として行われる犠牲バントスクイズバント(英: squeeze bunt)などと呼ぶ。 犠牲フライ 三塁走者があるときなど、本塁からなるべく遠く飛球打ち、これを捕らえられ打者アウトになる代わりに三塁走者タッチアップ本塁達して得点挙げる戦術である。これは犠飛とも呼ばれ打者打撃記録1つであり、成功した場合打点記録される。なお、この際打数カウントされないため打率低下しないが、出塁率計算式分母犠飛含まれているために低下する。 (狭義の)進塁打 犠牲バント犠牲フライ以外で、打者アウト犠牲となって塁上にいる他の走者進塁させる打撃全般を指す。このような進塁打打撃記録は公式には残らない具体的には、内野ゴロ打った打者のみがアウトになり、他の走者進塁した場合(例:セカンドゴロ打者一塁アウトになる間に二塁走者三塁進んだ飛球打って一塁走者または二塁走者タッチアップにより進塁した場合(例:ライトフライで二塁走者タッチアップ三塁進んだ) などがこれに当たる。ただし、文脈によっては犠牲バント及び犠牲フライ含めて進塁打という言葉用いられる場合もある(すなわち、広義の意味での犠打同義である)。 なお、犠打スコアブックにはSH、S、またはSAC表記される

※この「広義の犠打」の解説は、「犠打」の解説の一部です。
「広義の犠打」を含む「犠打」の記事については、「犠打」の概要を参照ください。

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