幼児語としての「たん」
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/02 17:03 UTC 版)
「たん (接尾語)」の記事における「幼児語としての「たん」」の解説
幼児語としては、「ちゃん」の意味に相当するが、「ちゃん ("/tɕaɴ/") 」と発せられるはずが、"/ɕ/"が欠落して発せられるないしは、弱いために聞き取れない場合に使用される場合が多い。 また、大人が幼児に対して「ぼくたん」などと問いかける場合にも使われる。[要出典] 一般には小学校入学後までには「さん」・「ちゃん」などや自称で使用する場合には単に「ぼく」・「わたし」などに修正される場合が多い。[要出典] 中勘助の随筆「小百合さんの思ひ出」には『幼名は耳が大きかったので「ミミ」それが「ミーちゃん」「ミータンちゃん」となり』という節が出てくる[要検証 – ノート]。 なお、子供向けのキャラクター(「ノンタン」「にゃんたん」「ぴょこたん」「うーたん」「ペッタン」など)やマスコットキャラクター(「はばタン」「キビタン」「かねたん」「カボたん」など)として親近感をわかせるために使用する場合もある。 1970年代、TVで活躍していた水森亜土は成人ではあったが、独自の舌っ足らずな発音で自らを「亜土タン」と呼称しており、おそらくメディア上でこの発音を多用した最初の人物であると思われる。[要出典]
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