平仄とは? わかりやすく解説

平仄

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/09 14:00 UTC 版)

近体詩」の記事における「平仄」の解説

すべての漢字国字を除く)は、平声(平と略し、○で示す)又は仄声(仄と略し、●で示す)の何れか場合によっては両方)に属する(詳細は平仄を参照すること)。 六朝時代から隋唐期にかけて、美しく響く平仄の組み合わせとして、次のような規則確立した

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「平仄」を含む「近体詩」の記事については、「近体詩」の概要を参照ください。


平仄

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/03/21 02:27 UTC 版)

声調記号」の記事における「平仄」の解説

中国語漢詩音の調類であらわす場合、○、●、◎、◑、◐を用いて表現することがある。 ○は平声、●は仄声、◎は押韻をあらわす。◑と◐を使用することもある。

※この「平仄」の解説は、「声調記号」の解説の一部です。
「平仄」を含む「声調記号」の記事については、「声調記号」の概要を参照ください。


平仄

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/17 18:31 UTC 版)

律詩」の記事における「平仄」の解説

第1句第2字平字であるものを平起、仄字であるものを仄起という。 規則について述べれば、(1)二四不同二六対といって各句第2、4字は平仄を異なるようにする。七言ではさらに第2、6字の平仄を同じになるようにする。 (2)各句第2字を横に見てゆき仄平平仄、または平仄仄平とする粘法を守る。 (3)押韻五言では二四六八句に、七言ではさらに第1句にもする。ここに押韻しないのを踏落しという。 (4)頷聯前聯)(第3第4句)、頸聯後聯)(第5第6句)にはそれぞれ対句用いる。 (5)孤平といって仄字の間に平字が1字はさまること、また、三連といって3字に平のみ、あるいは仄のみ連なることは避ける。 (6)同一字を用いない。ただしこの点では例外とされるものが多い。

※この「平仄」の解説は、「律詩」の解説の一部です。
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平仄

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/21 05:29 UTC 版)

古体詩」の記事における「平仄」の解説

以前古詩は平仄に対して全く自由であったが、唐以後近体詩との区別明確にするため、平仄も重視された。つまり、近体詩規則から外れるような平仄が意識的に行われた古体詩特殊な平仄の形式として「三平調」があり、最後3字平声になるものをいうその他に平仄平となるものもあり、また珍しいものとして仄仄仄、仄平仄がある。

※この「平仄」の解説は、「古体詩」の解説の一部です。
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