近体詩の平仄
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/09 13:59 UTC 版)
平仄とは「平」と「仄」の組み合わせであり、近体詩では最も重要な規範の一つである。漢詩では平声の脇に○、仄声の脇に●を記入し、平仄を明示することがある。例として杜甫の詩「春望」の一節を分析すると: 国破山河在 ●●○○● 城春草木深 ○○●●○ となっている。尚、「国」は現代中国語では第2声であるが、古代では入声であり、仄である。 具体的な規則については、近体詩の規則を参照すること。
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