常磐津小文字太夫 (12代目)とは? わかりやすく解説

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常磐津小文字太夫 (12代目)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/12/30 03:16 UTC 版)

十二代目 常磐津 ときわづ 小文字太夫 こもじだゆう
本名 常岡 つねおか りょう
生年月日 (1982-01-30) 1982年1月30日(40歳)
出身地 日本東京都港区
名跡 1. 六代目常磐津小文太夫
(1994年 - 2013年)
2. 十二代目常磐津小文字太夫
(2013年 - )
活動期間 1994年 -
家族 高祖父:二世常磐津豊後大掾
曽祖父:七世常磐津文字太夫
曽祖伯父:六世常磐津政太夫
祖父:八世常磐津文字太夫
大叔父:二世常磐津文蔵
大叔父:初世常磐津文右衛門
大叔父:三世常磐津浪花太夫
父:九代目常磐津文字太夫
所属 常磐津協会
受賞歴
公益財団法人清栄会奨励賞(2017年)
備考
常磐津協会理事

十二代目 常磐津 小文字太夫(ときわづ こもじだゆう)は常磐津節浄瑠璃方の奏者・名跡常磐津小文字太夫」の当代十七世家元・九代目常磐津文字太夫の長男。本名は常岡 亮(つねおか りょう)。

年譜

『緑増常磐寿』献上本詞章

復活上演

  • 『緑増常磐寿』(1780年初演)
  • 『帯文桂川水』(1796年初演)
  • 上記2作品はともに九代目常磐津文字太夫監修。五代目岸澤式松構成。京都市立芸術大学『240年を経てよみがえる常磐津二題‐常磐津家元所蔵浄瑠璃本の修復と復曲‐(研究代表者 日本伝統音楽研究センター教授 竹内有一)』において復活上演された。
  • 歳旦物『緑増常磐寿』は、その詞章に安永年間における約50名の常磐津女流演奏家の芸名が詠み込まれており、従来の日本音楽史における「女性演奏家が活躍し始めるのは幕末頃(1853年1869年)」という定説を大きく覆し、作品自体の希少性とは別に「1700年代にはすでに女性が活躍していた」という、歴史的意義ある貴重な史料であることがわかった。
  • 上記2作品が収録された合綴正本には全101作品が収録されており、その約3割が他には現存しない「天下一本の作品」であった。

受賞等

  • 2017年 - 公益財団法人清栄会奨励賞

脚注



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