市電・トロリーバス廃止と路線バスへの代替
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/12 06:33 UTC 版)
「横浜市営バス」の記事における「市電・トロリーバス廃止と路線バスへの代替」の解説
交通局は1965年(昭和40年)から市電の減便を始めとする合理化計画の施行を始めたが、1966年(昭和41年)10月15日には地方公営交通として初めて横浜市交通局が財政再建団体に指定され、11月1日には「路面電車撤去・人件費削減など合理化により再建期間を短縮すること」を条件に、不良債務を再建債として国が一時的に肩代わりすることが決定した。 これにより市電廃止の方針は決定的となり、1966年(昭和41年)から1972年(昭和47年)にかけて、市電および市営トロリーバス路線は順次廃止され、市営バスがそのほぼ同経路を運行して代替機能を果たすこととなった。 現在の86・101・102・103・105・106・113・156・158・201・202系統などが代替路線にあたり、これらの路線はそのほとんどが現在に至るまで市営バスの主要路線となっている。バス車両在籍数は市電撤去が開始された1966年(昭和41年)に600台弱であったのが、市電全廃となった1972年(昭和47年)には1000台超にまで増車され、バス運転手もこの時期には毎年200人程度を採用していた。
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