巨大フジ隊員
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/22 23:42 UTC 版)
「ウルトラマンの登場怪獣」の記事における「巨大フジ隊員」の解説
第33話「禁じられた言葉」に登場。 科学特捜隊のフジ・アキコが、メフィラス星人の超能力によって巨大化したもの。催眠状態で操られ、自分の記憶と言葉、意識は喪失しており、東京・丸の内28番街に出現して破壊活動を行うが、警官隊に発砲され、姿を消す。 演:桜井浩子 書籍『ウルトラ怪獣列伝』では、巨大フジ隊員が姿を消した直後に出現したことから、巨大フジ隊員はバルタン星人の変身であったものと推測している。 演じた桜井は、演じたときは夢中であったが、後になって紅一点のヒロインが怪獣と同じ扱いを受けていることに憤りを感じたという。後年、自著の中でもこのことを脚本家の金城哲夫に対する唯一の文句として挙げているが、一方で金城が試行錯誤した結果であろうことに理解を示している。2015年8月23日に開催された『ウルトラ怪獣散歩』のイベントに桜井が登壇した際には、庵野秀明や樋口真嗣にも含めて好評だった旨を聞いていたことを明かす一方、『ウルトラ怪獣大全集』に載せられたことに憤慨を感じていた彼女がメフィラス星人による土下座での謝罪を受け入れ、約50年ぶりに「和解」する様子が報じられている。
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