川連漆器とは? わかりやすく解説

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川連漆器

【工芸品名】
川連漆器
【よみがな】
かわつらしっき
【工芸品の分類】
漆器
【主な製品】
、鉢、皿、盆、重箱
【歴史】
鎌倉時代にこの地方支配していた領主の弟が、地元山から切り出されブナの木や漆を利用して武具に漆を塗ることを内職として家臣命じたのが始まりとされています。本格的に作り始まったのは江戸時代中期からで、後期には今の稲川町川連大館、三の3地区中心に発展し一般生活用品産地として栄えました。
【主要製造地域】
秋田県
【指定年月日】
昭和51年12月15日
【特徴】
製品はすべて木製漆塗りです。一目でわかるような目立った特徴はありませんが、下地重点をおき堅地仕上げをしているため、非常に丈夫で、しかも価格低くおさえてます。小物から家具まで品揃えが豊富です。

川連漆器

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/10/12 06:17 UTC 版)

川連漆器

川連漆器(かわつらしっき)は、秋田県湯沢市に伝わる伝統工芸品である。

歴史

鎌倉時代1193年)、源頼朝の家人で稲庭城主の小野寺重道の弟、道矩公が、家臣に鞘、弓、鎧などの武具に漆を塗らせたのが始まりとされている[1]。本格的に漆器産業が始まったのは17世紀中頃、元和1615年)から元禄にかけてであり、川連村を中心におよそ26戸が椀師業を営んだという[1]文化12年(1815年)、藩の許可を得て朱塗りの漆器をつくり販路を他国にひらき、江戸時代後期には藩の保護政策のもとに、椀、膳、重箱など幅広い漆器がつくられるようになり、沈金蒔絵などの飾りが加わって、産業基盤をさらに大きく築いた[1]。明治29年(1896年)川連村漆器同業組合が発足[1]。近年は新製品開発など、販路の拡大によって多種企業との連携で全国展開が見られる[2]

昭和51年(1976年)国の伝統的工芸品に認定され[1]平成8年(1996年)秋田県の伝統工芸品に選ばれた[1]地域団体商標にも登録されている[3]

特徴

地塗りと中塗りを何度も繰り返した後[4]、塗り立てと言われる「花塗り」で仕上げるのが特徴である[4]。丈夫で使いやすく廉価なため、普段使いに喜ばれる実用漆器である[4]

加飾は川連の特有の沈金、蒔絵を施す。

脚注

  1. ^ a b c d e f 秋田県漆器工業協同組合. “川連漆器の歴史|秋田県漆器工業協同組合”. 秋田県漆器工業協同組合. 2022年12月9日閲覧。
  2. ^ 酒井宣昭著、『川連漆器産地と遠刈田系こけし産地の流通構造の比較-アンケート調査・聞き取り調査の結果を中心として』、1992年、東北地理学会、2001年秋季大会記事
  3. ^ 商標登録第5141290号 川連漆器(かわつらしっき)”. www.jpo.go.jp. 経済産業省特許庁 (2020年3月16日). 2023年1月30日閲覧。
  4. ^ a b c 川連漆器 秋田県 | 東北の伝統的工芸品ホームページ”. www.tohoku.meti.go.jp. 東北経済産業局. 2022年12月9日閲覧。

参考文献

  • 酒井宣昭『川連漆器産地と遠刈田系こけし産地の流通構造の比較-アンケート調査・聞き取り調査の結果を中心として』1992年、東北地理学会、2001年秋季大会記事、p7

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