川瀬光義とは? わかりやすく解説

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川瀬光義

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/05 22:23 UTC 版)

川瀬 光義
かわせ みつよし
生誕 1955年
国籍 日本
研究機関 日本財政学会
日本地方財政学会
研究分野 財政学地域経済学
母校 京都大学経済学部卒業
京都大学大学院経済学研究科修了
影響を
受けた人物
池上惇
受賞 藤田賞(1993年
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川瀬 光義(かわせ みつよし、1955年[1] - )は、日本経済学者財政学地域経済学)。学位は、博士(経済学)京都大学)。京都府立大学公共政策学部教授。

埼玉大学教授、立命館大学経済学部教授、静岡県立大学経営情報学部教授・学部長(第8代)、京都府立大学教授などを歴任した。

来歴

生い立ち

1981年京都大学経済学部卒業。京都大学大学院経済学研究科では池上惇の門下に入った。博士(経済学)京都大学)。

研究者として

1987年埼玉大学講師、1990年埼玉大学助教授、1997年、埼玉大学教授。翌年、立命館大学経済学部教授[2]2000年静岡県立大学経営情報学部教授。2006年、静岡県立大学経営情報学部長[3]2002年、日本地方財政学会理事。その後、京都府立大学公共政策学部公共政策学科教授[4]

研究

専門は経済学であり、特に財政学地域経済学といった分野を研究している。学会として複数の団体に所属しており、特に日本財政学会と日本地方財政学会では理事を務めていた[4]。主な研究テーマとして、沖縄県など具体的な地域を取り上げて地方財政政策を論じる研究が挙げられる[4]

それ以外には、日本とアジア諸国との財政改革の国際比較、日本と台湾との土地住宅税制の国際比較、などに取り組んだ[4]。なお、川瀬は日本経済の国際比較について「これまでは専ら、欧米諸国との比較が中心でした。とくに土地住宅政策においては、その傾向が顕著でした」[2]と指摘した上で、アジア諸国との土地・住宅政策の国際比較に力を入れていた。台湾の土地政策の特徴として「平均地権」に着目し、その成果を『台湾の土地政策―平均地権の研究』として1992年に上梓したが[5]、同書は高く評価され、東京市政調査会より1992年度の藤田賞を授与されている[6]

略歴

賞歴

著作

単著

共著

編纂

脚注

  1. ^ 沖縄論―平和・環境・自治の島へ”. 紀伊国屋書店BookWeb. 2012年6月17日閲覧。
  2. ^ a b 「教員紹介」『川瀬 光義立命館大学
  3. ^ 「沿革」『静岡県立大学経営情報学部 -組織構成と沿革静岡県立大学経営情報学部
  4. ^ a b c d 「詳細表示」『京都府立大学教職員データベース詳細表示京都府立大学
  5. ^ 川瀬光義『台湾の土地政策―平均地権の研究』青木書店1992年
  6. ^ 「第19回/1992(平4)年度」『研究活動について - 藤田賞 第11回から第20回|公益財団法人後藤・安田記念東京都市研究所(旧財団法人東京市政調査会)』後藤・安田記念東京都市研究所。

関連人物

関連項目

外部リンク

学職
先代
勝矢光昭
静岡県立大学
経営情報学部学部長

第8代:2006年 - 2007年
次代
小山秀夫



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