川崎市の福祉乗車制度
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/07 09:36 UTC 版)
「川崎市交通局」の記事における「川崎市の福祉乗車制度」の解説
このほかに交通局の制度ではないが、高齢者・障害者の社会参加を促進するため、川崎市の制度として以下の福祉乗車制度があり、市内の路線バス運賃が減免される。詳細は脚注リンクおよび、川崎市公式サイト「障害者の交通に関する助成・割引等」を参照。 対象路線は川崎市交通局だけではなく、川崎市内を運行する民営バスも対象となる。なお市内を通行する路線であっても、横浜市営バス、コミュニティバス(稲城市iバス)、高速バス、空港連絡バスは対象とならない。 市内に住民登録する70歳以上の高齢者に対し、「高齢者特別乗車証明書」を発行している。これを提示して乗車することで運賃が半額になる。またこれを提示して「川崎市高齢者フリーパス」を有料で購入することもでき(東京都のシルバーパスに相当するもの)、その場合は定額で乗り放題となる。 また障害を持つ高齢者(「高齢者特別乗車証明書」および各種障害者手帳などを所持する者)は、「高齢者福祉パス」を無料で受けることができる。利用方法は「川崎市高齢者フリーパス」と同様である。 障害者に対しては、以前は市内で利用できる「ふれあい回数乗車券」「市バス特別乗車証」「民営バス定期券」が発行されてきたが廃止され、無料乗車証「川崎市ふれあいフリーパス」に一本化された。市内在住の障害者(身体障害者・知的障害者・精神障害者)は、市で定める要件を満たす場合に交付が受けられる。 なお、障害を持つ70歳以上の高齢者は「川崎市ふれあいフリーパス」を受けることができず、前述の「高齢者福祉パス」を受けることとなるが、無料で交付され乗車できるという点では違いがない。 また「川崎市ふれあいフリーパス」の要件に該当しない身体障害者・知的障害者は、それぞれ身体障害者手帳・療育手帳の提示により運賃が半額に割引される。
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