川並密
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2025/03/12 20:53 UTC 版)
| 川並 密 | |
|---|---|
1937年9月、上海近郊にて
|
|
| 生誕 | 1891年3月22日 日本 茨城県 |
| 死没 | 1978年11月4日（87歳没） |
| 所属組織 |  大日本帝国陸軍 |
| 軍歴 | 1912年（明治45年） - 不明 |
| 最終階級 | 陸軍中将 |
川並 密（かわなみ ひそか / みつ、1891年〈明治24年〉3月22日 - 1978年〈昭和53年〉11月4日）は、日本の陸軍軍人。最終階級は陸軍中将。
経歴
茨城県出身。土浦中学校を経て、1912年（明治45年）5月、陸軍士官学校（24期）を卒業。同年12月、陸軍歩兵少尉任官。1923年（大正12年）11月、陸軍大学校（35期）を卒業。陸軍歩兵学校勤務となる。
1936年（昭和11年）8月、歩兵大佐に昇進し歩兵学校教官に就任した。1937年（昭和12年）3月、陸軍通信学校教育部長に異動。同年9月、歩兵第6連隊長に戦死した前任者の後任として着任し日中戦争に出征。南京攻略戦、徐州会戦、武漢作戦に参加した。1939年（昭和14年）3月、陸軍少将に進級し通信学校長に就任。
1941年（昭和16年）10月、陸軍中将に進み第14師団長に親補されチチハルに駐屯し太平洋戦争を迎えた。1942年（昭和17年）12月、通信兵監に転じた。 さらに1944年（昭和19年）7月、第44師団長に親補[1]。1945年（昭和20年）3月、通信兵監に再任され終戦を迎えた。
1947年（昭和22年）11月28日、公職追放仮指定を受けた[2]。
栄典
- 位階
- 勲章
脚注
参考文献
- 福川秀樹『日本陸軍将官辞典』芙蓉書房出版、2001年。
- 外山操編『陸海軍将官人事総覧 陸軍篇』芙蓉書房出版、1981年。
固有名詞の分類
- 川並密のページへのリンク
